スズキ・メソードとは…?

 

スズキ・メソードについてのページです

スズキの理念、出身者、書籍などをご紹介いたします。

母国語教育法

 母国語教育法とは、「日本で生まれ育った子供は、どの子も日本語を話している!」という事実に着眼された、スズキ・メソードの創始者、故・鈴木鎮一先生の提唱された教育法です。

 どの子供も、5・6歳頃までには周囲とコミュニケーションがとれるほどの水準で、難なく母国語を話しています。しかも習得に際して、落伍することもなく、ごく自然に高い能力を身につけ、時に喜びをもって発揮している…。そんな、子供の中にある生命の力と可能性を信じ、鈴木先生は生涯をかけて、世界中に楽器を通じた教育法を展開されました。

 現在、国内では約2万人、世界では46ヶ国40万人の皆さんが、スズキ・メソードの教育法で主に楽器を学んでいます。

親子で一緒に

 お子さん一人ではなく、親子でレッスンに通うところから始まります。週に一度のレッスンに対し、ご家庭でもお母様に付き添って頂くことで、お子さんの更なる飛躍に結びつけます。特に、最初の数年間が大事です。基礎や日々の習慣が培われ、その後を左右すると言っても過言ではありません。

 よくご質問を頂くことなのですが、お母様には音楽や楽器のご経験がなくても、まったく問題になりません。またお子さんの年齢にもよりますが、お母様が先に、少しだけバイオリンを習われる場合もございます。できた時の喜びや感動を親子で感じられるのも、スズキ・メソードの大きな特徴です。

意欲づくり

卒業制度 

 スズキ・メソードの教材には、節目に卒業曲というものがあり、その曲を迎えると、録音をして提出します。卒業制度は全部で7つの科と、その上に3つの研究科があり(バイオリン科)、この卒業制度は生徒さんにとって、素晴らしい成長のステップとなっております。録音された演奏はお手元に戻りますので(当時の声も録音されます)、お子さんの成長過程が音楽という形で残るのは、家宝とも言える財産、記録になるのではないでしょうか。

 

 

夏期学校 

 夏期(7月下旬~8月上旬、年によって若干の変動あり)に、鈴木先生の住んでおられた長野県松本市で、全国にいるスズキ・メソードの生徒さんが一同に会しての夏期学校が開催されます。かわいいキラキラ星の生徒さんから上級生まで、地域を超え、楽器を超え、初めて会う先生やお友達、一日をかけたレッスンからコンサートまで、普段ない濃密な4日間を過ごします。楽しい思い出とともに、ここでみんな変わります。

 

 

合奏レッスン(バイオリン科)や、お教室でのコンサート

 バイオリンは、持ち運びができる楽器です。初めて会ったお友達とも、すぐ一緒に演奏を楽しむことができます。スズキ・メソードのバイオリン教室の多くでは、通例の個人レッスンに加え、合奏レッスンも行っています。合奏レッスンでは互いに刺激し合い、みんなで成長するのが目的です。またコンサートの開催など、一人で学ぶのではなく、仲間達と長年にわたり関わり音楽を共有することで、音を奏でる喜びとともに、協調性、達成感といった経験も積んでいきます。

 
スズキ・メソード
出身の著名人

  世界に羽ばたくスズキ・メソード、音楽の世界のみならず、

    著名かつ活躍されている出身者のかたが

        多数いらっしゃいます。

         

       その一部を、ご紹介いたします。

鈴木 鎮一 先生に師事された方々 

 ・江藤 俊哉 氏 カーティス音楽院教授  桐朋学園大学院大学学長

 ・豊田 耕兒 氏 ベルリン放送交響楽団 コンサート・マスター 

             ベルリン芸術大学教授 才能教育研究会元会長

 ・小林 武史 氏 東京交響楽団 および 読売日本交響楽団 コンサート・マ

             スター   桐朋学園大学教授 エル・システマにも貢献

 ・中嶋 嶺雄 氏  政治学者 国際教養大学理事長・学長 

              才能教育研究会元会長

 ・早野 龍五 氏 物理学者 東京大学大学院理学系研究科教授

スズキ・メソード出身者

 ・竹澤 恭子 氏 ヴァイオリニスト 

          インディアナポリス 国際バイオリン・コンクール第1位

 ・渡辺 玲子氏 ヴァイオリニスト パガニーニ国際コンクール

                    第2位(1位なし)

 ・岡崎 慶輔 氏 ヴァイオリニスト ミュンヘン国際音楽コンクール 第1位

 ・ 三浦 文彰 氏 ヴァイオリニスト 

      ドイツ・ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール 優勝(史上最年少)

 ・林 峰雄 氏 チェリスト ベオグラード国際チェロ・コンクール 第1位

 ・宮田 大 氏 チェリスト ロストロポーヴィチ・チェロコンクール 第1位

                              (史上最年少)

 ・葉加瀬 太郎 氏 ヴァイオリニスト ミュージシャン

 ・久石 譲 氏 作曲家

 ・さだ まさし 氏 シンガーソングライター

 

 

海外 スズキ・メソード経験者

 

 ・ジョシュア・ベル氏 ヴァイオリニスト グラミー賞受賞

 ・ヒラリー・ハーン氏 ヴァイオリニスト グラミー賞受賞

 ・ヨーヨー・マ氏 チェリスト グラミー賞受賞

 

 

 

 
鈴木鎮一先生

創始者 鈴木鎮一先生について

 

 スズキ・メソードをご説明、ご理解して頂くうえで不可欠な存在の先生です。

 「どの子も育つ、育て方ひとつ」「人は環境の子なり」「美しき音を、美しき心を」などの言葉も残されていますが、「どの子も等しく母国語を話している!」という、それまで当たり前すぎて見逃されていた事実に閃き、戦後間もない混沌とした時代に、『才能教育研究会』(スズキ・メソード)を設立、その後は子供達へのレッスンの傍ら、「どの子も生まれつきではなく、環境と育て方次第で高い能力を発揮する」「音楽を通じて子供達を立派に、幸福に」という才能教育研究会の運動に人生を捧げられました。

 設立から約60年、時代や風潮は変わりましたが、子供達の存在、輝き、素晴らしさは不変のものだと思っています。親と子のつながり、幼少期に触れたもの、取り巻く環境が、その子の人格形成の核となっていきます。お子さんの成長期に音楽に触れ、親と子の時間を作ってみるのはいかがでしょうか?

 

鈴木鎮一先生 略歴

 

1898年 名古屋に生まれる。

       お父様は明治21年に、日本初のバイオリンを製作。            後に、鈴木バイオリン工場を設立。

1921年 徳川侯爵らの世界旅行に同行し、ドイツに渡る。

       カール・クリングラー教授に師事。

1928年 帰国後、兄弟で「鈴木カルテット」を結成。演奏活動を  

       する。国立音楽学校の講師を経て、その後、帝国音        楽学校の教授に就任。

1948年 松本に音楽院を開設。才能教育研究会の前身である

       「全国幼児教育同好会」を結成。

1948年 文部省より、「社団法人 才能教育研究会」の認可が

       下りる。

1979年 松本市名誉市民に。

1991年 英サンデータイムス紙の特集「20世紀をつくった          1000人」の中の1人に選ばれる。1000人中、日本       人は11人。

1998年 永眠。享年99歳。

書籍のご案内

 

     もっと深くスズキ・メソードを知りたいかたは、

         こちらもお勧めです。

   愛に生きる   

             著者・鈴木鎮一  

             発行・講談社  

              ¥760

 

   能力開発は0才から(復刻版)  

      

             著者・鈴木鎮一  

             発行・才能教育研究会  

              ¥1,050

 

 

 

   音にいのち在り 

           著者・鈴木鎮一  

             発行・才能教育研究会   

              ¥1,800

   奏法の哲学

             著者・鈴木鎮一  

             発行・全音楽譜出版社  

              ¥2,400

 

 

 

 

 

 

    音に心を、音にいのちを 鈴木鎮一 マンガ物語

              

             作画・くのけいじ  

             構成・新 己喜男

             発行・全音楽譜出版社

              ¥1,890

 

 

 

       ※発行・才能教育研究会の書籍は、

      才能教育研究会HPよりご購入頂けます。